生活あるいは日常活動等のあらゆる場面において、利用者一人一人にとって最適最良の場所は何処なのか何なのかを規制にとらわれることなく、絶えず意識を持ちながら適切な支援サービスの提供に心掛けている。そんな状況の中、平均年齢が63歳を越え作業や寮生活に参加しにくかったり、支援の度合いが多くなってきているが、利用者一人一人が生き甲斐をもって生活できるように職員間で工夫が成されている。
また、集団生活の中でできるだけ個人を大切にして、趣味、嗜好等利用者の要望に応えるようにしている。一方、地域住民の理解が出来ているのでグループホームやユニットケア、サテライト等の取組みが可能で、障がいの重い人達のグループホームでの生活が現実化する取組みを行なっている。
ワークセンター紫香楽や紫香楽ヴィラの整備により住宅障がい者の方の受入れと、施設利用者の地域生活への移行が現実的に充分可能な状況になりつつある。